お久しぶりです!コニーです!
これから気まぐれに「私が面白いと思ったコンテンツについてのメモ」をコラムとして残していこうと思います!
私が新卒社会人としてゲーム会社に入ってから早2年半が経ち、ゲーム開発の仕方についていろいろと知ることができました
日々実装をしたり、機能の仕様を考えたりしている中でふと
「みんなは何に面白いと感じているのだろうか?」
という疑問が湧いたのです
とはいえ人それぞれ好みは違うので、せめて私が感じたことをまとめてみよう!と思い立ったわけですね~
学マス『仮装狂騒曲』について
初回である今回紹介するのは
学園アイドルマスターの『仮装狂騒曲』という楽曲3DMVです!
学園アイドルマスター、通称学マスは
アイドルを育てる育成シュミレーションゲームです
そのキャラシナリオの最後に見ることができる3DMVが学マスの売りの一つとなっています(私は3DMVが好きで、それ目当てに学マスを始めました)
仮装狂騒曲はハロウィンイベント用の楽曲として作られました
作詞作曲はFAKE TYPE.さんです
特徴的なラップパートを聞いただけでFAKE TYPE.さんだなと気付きました(笑)
フルバージョンの楽曲MV
MVのここが好き(照明・カメラワーク)
実はこのMVを見たときにいろんな感情が沸き起こりまして今回記事を書こうと思ったんです笑
一言で言えば興奮しました!
何に興奮したのかというと「照明とカメラが踊っていたこと」です
「どういうこと?」となると思いますが、先ほどのMVの0:24~と1:29~の箇所を見て欲しい
「夜行夜光」に合わせてムービングライトが、
「night night night!」に合わせてカメラが上下にスイングしています
これなんですよねぇ!!!!!!!!
楽曲に合わせて照明とカメラが振付されているような演出、素晴らしすぎるしこだわりがあって大好きです
特に最後のカメラは手毬ちゃんの手の振り付けと上下するタイミングが合っているので、ダンスをより強調することが出来ています
映像がキレイというのもちろんなんですが、魅せ方と楽しませ方がうますぎる
MVのここが好き(群衆)
次にこのMVで面食らったのは群衆モデルです
基本的にずっと背景として映ってはいるのですが、
たまに出るズームの群衆が臨場感ありすぎて一瞬実写を混ぜたのかと勘違いしました
特に見て欲しいのがMVの0:28くらいのカット
逆光になった状態の群衆モデル、めちゃめちゃリアルじゃないですか???
現実のライブ映像でこういうの見たことあるぞって感じました
なんでこんなにリアルに感じるのか
それはおそらく
- 逆光である
- ブラーがかかっている(ピントぼけさせている)
という2つの工夫のおかげかなと考えています
学マス開発者による講演を拝聴したのですが、
群衆モデルは輪郭がつかめる程度の低ポリゴンで実装されています
なので群衆モデルをズームになったらせっかく高画質で作っているMVの邪魔になってしまいます
そこで逆光+ピントぼけという2重のぼかしを入れることでリアル感を損なわないようになっているんだなと思いました
好き
MVのここが好き(楽曲・振付)
いろいろMVについて書いてきましたけど、
大前提、曲と振りが好き!!!!!
そう、結局ここで心掴まれたんです
全部好きなんですけど、やっぱりサビの飛び跳ねている感ですよね
この楽曲を最初に聞いたとき、いたずらっぽい元気な女の子吸血鬼を幻視しました
曲から人物を連想できてしまうって作曲センスえぐいっす
そしてそれを表すかのようなアップテンポなリズムと、細かくリズムを刻む振付が解釈一致すぎて控え目に言って天才
サビの振り付けがかわいすぎる!!!!
飛び跳ねながらお化けポーズする振り、いいですよね(ニチャア)
細かくつま先で床をトントンするのもかわいい
私もダンスをしている身、
実際に練習してみたのですが、かわいくやるのがなかなか難しい…
振付師さんのスキルが光りますね
これを私が取り入れるにはどうすればよいか
私もゲーム開発をする人間の一人
こういった作品から良い点を学び、取り入れていきたいところです
今回のMVで感銘を受けた中で私が取り入れることが出来るのは
- カメラワーク・照明にダンスの振り付けを取り入れる
- 群衆を近距離で映すときは逆光+ピンぼけ
ですね
MVとして使うのも良いし、ゲーム内ムービーを作成する際の引き出しとして使えそうです
作曲は専門外ですし、ダンスも語れるほど分解する力がまだないので今回は「めっちゃ好き」くらいに留めておこうと思います
参考資料
参考資料として学マス関連のCEDEC資料を貼っておきます
どういったコンセプトで学マスのライブ動画が作られているかがわかるので、それを踏まえて3DMVを見ると得るものが多いと思います
というわけで学マス『仮装狂騒曲』の感想レポートでした