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Unityを使った3DダンスMVの作り方完全解説! 動画初心者でもわかる始め方講座

はじめまして!
3DダンスMVを制作しているコニーといいます

このページでは「3DダンスMVの作り方」をどこよりもわかりやすく解説します!!

私はワードしかパソコン触ったことないというときに
VTuber輝夜月さんのVRライブに憧れ、3DダンスMV制作を始めました

その結果、
VTuberさんからご依頼を受けて3DダンスMVを制作することができました

↑ご依頼を受けて実際に作った動画です

現在はゲームエンジニアとしてゲーム会社でインターンをしています

この記事はそんな私が
「初心者向け」に「3DダンスMVの作り方」をめっちゃ丁寧に解説するページです

この記事を読んでほしい人

・ウマ娘のウイニングライブみたいな動画を作りたい
・でも何をやったらいいかわからない…
・パソコンも大学のレポート作りしか触ったことない

そして初心者の方のよくある疑問

  • 3DダンスMVを始める手順は?
  • 3DダンスMVって無料で作れるの?
  • パソコンのスペックはどのくらい必要なん?
  • プログラミングできないんですが大丈夫?

といったものを「全て」解決していきます!!

迷わないようにめっちゃ丁寧に解説します

「細かいこといいから作り方を知りたい!!」という方は下のリンクから飛べます!

 

▽すぐに3DダンスMVの作り方へ飛ぶ!!▽

 

この記事はユニティちゃんライセンスに基づいて制作しています
© Unity Technologies Japan/UCL

【Step0】3DダンスMVについての疑問!

そもそも「3DダンスMVってよくわからん!」という方のために、

・3DダンスMVってどういう動画なのか?
・プログラミング知識がないけど大丈夫か?
・無料で作れるのか?
・動画を作ってどんなメリットがあるのか?

について解説します

「もうわかってるよ!!」って方は読み飛ばしてOKです

これを知らないと3DダンスMVは作っちゃダメ!!
ということは全然ないので気になる方だけ読んでみてください

3DダンスMVってどういう動画なん?

ではさっそく「3DダンスMVってなんなん?」という疑問について解説します

3DダンスMVとは

3Dモデルを踊らせるミュージックビデオ(MV)のことです

 

さらにわかりやすくいうと、
「実際のアーティストが作るMVをCGキャラで作ってみた!!」
っていうのが3DダンスMVです

ちなみに下の動画は後で紹介するチュートリアルで作るものなんですが、
3DダンスMVはこういうものを作ります

↑後で紹介するチュートリアルで作る3DダンスMV

他の例でいうと

・プロセカの3DMV
・ウマ娘のウイニングライブ
・MMDを使った動画

とかも3DダンスMVです

名前が統一されていないのでまとめて3DダンスMVと呼んでいます

プログラミング知識ないけど大丈夫?
→大丈夫です

CGと聞くと

「パソコンでやるんでしょ?
プログラミングができない俺には無理だわ(笑)」

と考える方も多いと思います

しかし実はプログラミング知識がなくても3DダンスMVは作れます!!

 

3DダンスMVに必要な機能はほとんどが
「プログラミングがわからない人でも使える」
ようにデザインされています

なので初心者のうちは必要ありません

 

徐々に慣れてきて作りたいものが増えてくるとプログラミング知識が必要になりますが、それまではなくても大丈夫だと思います

3DダンスMVって無料で作れるん?

結論から言うと

3DダンスMVを無料で作ることは可能です

後で詳しく解説しますが、
3DダンスMVを作るときに使うツールや素材は無料のものがあります

実際後でもう一度紹介するこのチュートリアルは全部無料で作れます

【画像で解説】Unityを使った3DダンスMV制作かんたん入門講座「Unityで3DダンスMVを作りたい!!」という方向けにMVの作り方を紹介します。画像付きで初心者でもわかりやすく説明するので、MVの入門におすすめです。...

 

ですがやっぱり良いステージモデルを使ったり、
新しいエフェクトを使うとなると有料素材を買うことになります

またソフトを動かせるパソコンを購入する費用も考えると完全に無料とは言えないのが正直なところです

なので始めは無料で大丈夫だけど、
ちゃんと作ろうとすると有料になります

3DダンスMVを作るとどんなメリットあるの?

このサイトを読んでいる方には、
「自分で動画を作って達成感を味わいたい!!」
という方も少なくないと思います

ぶっちゃけ動画自体はやり方を学べばすぐ作れるんですが、
実は動画を作った達成感以外にも得られるものがたくさんありました

代表的なものとして

VTuberさんから依頼が来るという経験
・パソコンに詳しくなる

です

 

1つ目は若干メタい話になるんですが、
3DダンスMVって作っている人が結構少ないんですよ

だからこそ貴重な存在になれます

実際にVTuberさんから依頼が来て、
動画を作り上げて、
お金をいただくという経験ができました

これが普通のMVだったらライバル多すぎて厳しいだろうなと思います

 

2つ目の「パソコンに詳しくなる」はそのまんまです!!

自分も2020年の6月までワードとかしか使ったことない大学3年生でした

ですが動画を作っているうちに
プログラミングも多少できるようになったし、エンジニアとして内定もいただけました

「なんとなくパソコンが苦手だ」
という方こそ楽しく学ぶチャンスだと思います

【Step1】まずは3DダンスMV制作の流れを知ろう!

前置きが長くなってしまいましたが、具体的な3DダンスMVの作り方に入ります

3DダンスMV制作の流れをまとめるとこんな感じです

3DダンスMV制作のステップ!!

①ツールを決める
②パソコンを用意する
③素材を集める
④素材を配置する
⑤動画を撮影する
⑥動画を公開する

めっちゃあるやん!?
一気に言われてもわかんないっす!!

と感じるかと思います

かっこつけましたが要は
材料を用意して、料理して、みんなのところに運ぶ
っていうのをやっているだけです笑

①と②は最初に始めるときだけ、
③~⑥は動画を作るたびにやる作業です

③~⑥は記事後半のチュートリアルで詳しくやるので
「なるほどね~」
と思ったら次に進んでください!!

①ツールを決める(おすすめ、あります)

1番最初にすることは「どんなツールを使って動画を作るのか?」を決めることです

1口に3DダンスMVを作るツールといってもいろんなものがあります

具体的には

・Unity
・UnrealEngine
・MMD

などなど

「知識もないし迷っちゃうよ…」
と思うかもしれません

ですが日本人がこれから始めるのであれば実質「Unity」一択です

Unityは

①日本語の参考記事が多い
②毎年ソフトが改良されている
③ゲームやVRに応用が利く=市場価値が高い

という3つのメリットがあるため初心者におすすめです

なのでこのサイトではUnityを使った制作方法を解説していきます

Unityの導入などについては後で解説します!

②必要なスペックのパソコンを用意する

次に3DダンスMVを作るのに必要なスペックのパソコンを用意します

ここが最初の難関かもしれません…!!

 

結論から言うと

とりあえずは手持ちのパソコンでやってみて、
Unityが動かなければゲーミングPCを買うのがおすすめです

 

せっかく3DダンスMVを作りたいという気持ちがあるのに、
「パソコンを買わないといけないのか…」
と躊躇していると熱が冷めます

それよりも勢いでチュートリアルをやってみて
「自分が動画作りを楽しいと感じるか?」
を確かめてほしいです!!

そこで楽しいと感じたらゲーミングPCを購入してください!!

 

・手持ちパソコンでは動かない
・やってみて楽しいと感じた
というかたは予算に合わせてゲーミングPCを買いましょう!

選び方やおすすめパソコンについては別記事で解説します

パソコン
初心者必見!Unity向けPCのおすすめとパソコン推奨スペック「これからUnityを始めたいけど、パソコン選びで失敗したくない!」という方に向けてデスクトップとノートPCを紹介します!予算別であなたに最適なパソコンを選びましょう...

>>>【予算別】Unityでの3DCG制作におすすめなパソコンはどれ?

③素材を集める

ツールやパソコンを用意したら、ここからは3DダンスMVの制作過程です

まずやることは「素材を集めること」です

3DダンスMVは本当にいろんな素材が必要になります

具体的にいうと

・3Dモデル
・ステージ
・エフェクト
・ダンスモーション
・音楽

などなど…

詳しく知りたい方は詳細記事があるので、
素材についてまとめたこちらの記事も読んでみてください

【初心者向け】3DダンスMV制作に必要な素材まとめ!どうも、コニーです この記事では ・3DダンスMVを作ってみたい!! ・でも何が必要なのかわからない... という方...

 

素材の集め方は

①自作する
②フリー素材や有料素材を使う
③クリエイターに依頼する

の3つです

どこに力を入れたいかにもよりますが、
基本的には②を使って素材を集めます

「オリジナル曲で作る!」という場合、ダンスモーションなどは必ず①か③になります。ただしモーションの自作はめっちゃ時間がかかるので注意です!!

④集めた素材をUnityで配置する

次に集めた素材を配置していきます

具体的にいうと

・3Dモデルにダンスを踊らせる
・ステージの配色デザイン
・ライトの配置
・背景ディスプレイに動画を表示させる

などです

やることが多く、制作で一番時間がかかる作業ですね

 

レベルアップするとライトを動かしたり、
紙吹雪を降らせたりといろんな表現ができます

そうしたものを作るのもこの「素材配置」です

UnityのMV、ライブ演出で使える!! おすすめエフェクトアセットまとめUnityでMVやライブ演出を作る際におすすめなエフェクトアセットを紹介します。「もっと感動するライブを作りたい!!」という方にぜひ使ってほしいものだけを掲載しています。...

⑤Unityで動画を撮影する

素材が配置し終わったらいよいよ動画撮影です

カメラを動かして動画を撮影していきます

Unityでは
Cinemachineというカメラ機能
UnityRecoderという録画機能
の2つを使って撮影できます

 

Unityでやる場合に関しては、
チュートリアルで導入から使い方まで詳しく解説するので安心してください

 

この動画撮影があなたの腕の見せ所です!

「いかに踊っているモデルを愛せるか?」
がクオリティを左右するといっても過言ではありません

⑥動画を公開する

動画を撮影して完成したら、動画を公開しましょう!

公開する場所は

・YouTube
・Twitter
・Instagram

などのSNSがメインになってくると思います

それぞれのプラットホームに合わせてファイルの形式を調整しましょう

 

もし「歌詞テロップを入れたい!」という場合、
PremireProなどの動画編集ソフトを使うことになります

ですが初心者のうちはいらないので、
出力した動画をそのまま公開するのをおすすめします

【Step2】最強ツールUnityを入手しよう!

Unityをインストールする方法

それでは3DダンスMV制作で使う最強ツール『Unity』をパソコンにインストールしましょう!

大まかな手順は3つ

①UnityHubのインストール
②Unityアカウントを作る
③最新バージョンのUnityのインストール

UnityHubというのはUnityのファイルを管理するソフトです

必ず必要なので最初にダウンロードしてください!!

 

実際のやり方については公式のやり方がめっちゃわかりやすくて、なおかつ最新です

なのでここではそのやり方記事のリンクを紹介します

 

Windowsの方は
初めてUnityをインストールする手順について<Windows編>

Macの方は
初めてUnityをインストールする手順について<MAC編>

【Step3】3DダンスMV作りの始め方を丁寧に解説!
これで誰でもMVが作れます

準備ができたらいよいよ3DダンスMV作りを始めましょう!

もう一度3DダンスMV制作の流れを思い出すとこんな感じでした

3DダンスMV制作のステップ!!

①ツールを決める(完了!!)
②パソコンを用意する(完了!!)
③素材を集める
④素材を配置する
⑤動画を撮影する
⑥動画を公開する

既に①と②はStep2までで完了しています
なのでここからは③~⑥についての解説です!!

 

ここまで読んで
「準備はできたけど、実際どうやって進めていけばいいの?」
と考えている方のためにオススメのやり方を紹介します

いろんなことに手を出してきた私が考えるオススメの手順は

チュートリアルで流れを知る
②1つだけ素材を買う
その素材を使って動画を作る
新しく素材を買う
②~④を繰り返す

という流れです

 

この手順にしている理由は

できるだけ覚えることは減らすべき

と考えているからです

 

ずっと言っているように3DダンスMV制作はやることが本当にたくさんあります

さらに同じエフェクトでも素材ごとに設定方法が違ったりしますからね(笑)

 

なので少しずつ増やしていくのがオススメです!!

次の章では流れを知るためのチュートリアルを紹介します

入門チュートリアルはある?→超丁寧なものあります

それでは3DダンスMV初心者にオススメなチュートリアルを紹介します

実は「3DダンスMVに特化したチュートリアル」というのは、公式や書籍にはありません

 

なので私が作った3DダンスMV入門チュートリアルを紹介します!

【画像で解説】Unityを使った3DダンスMV制作かんたん入門講座「Unityで3DダンスMVを作りたい!!」という方向けにMVの作り方を紹介します。画像付きで初心者でもわかりやすく説明するので、MVの入門におすすめです。...

 

このチュートリアルは

・Unityでの便利な設定
・Unity内ツールの使い方
・カメラワークの作り方

など3DダンスMVで「これだけはないと無理!!」ということを厳選して解説しています

 

ちなみにこんな動画を作ります

↑チュートリアルで作る動画↑

使う素材も全部無料のやつでやっているので、お金はかかりません

記事の流れに沿って行けば、
3DダンスMVを自分で作れるようになるのでこの記事を読んだ方はぜひやってほしいです

【画像で解説】Unityを使った3DダンスMV制作かんたん入門講座「Unityで3DダンスMVを作りたい!!」という方向けにMVの作り方を紹介します。画像付きで初心者でもわかりやすく説明するので、MVの入門におすすめです。...

【Step4】3DダンスMVのクオリティを上げる方法を詳しく解説!

チュートリアルで初めて3DダンスMVを作ったら

「俺、もっとすごいの作りたいっす!!!!!」

となっていると思います

 

そんな方がこれから動画のクオリティを上げる方法を紹介します

方法①知識を増やす

まず1つ目は「知識を増やす」です

「えぇ~勉強かよ…」と思ったかもしれません笑

 

ですが素材を使いこなすには知識が必要です

自分が使いたい素材や、やりたいことに絞って勉強するのがおすすめです

 

「コニーさん!
俺、やりたいことなんて特にないっす!」

「何から始めたらいいかわかんないっす!」

という方はとりあえず本を読んでみましょう

 

本は2000円くらいでビビるくらいレベルアップできる最強アイテムです

Unityの勉強は大学のやつとは違ってめっちゃ楽しいですよ笑

 

オススメの本をまとめた記事もあるので、興味がある方はチェックしてください!

【Unity】3DダンスMVを学ぶのに役立つ本(参考書)まとめどうも、コニーです この記事では ・3DダンスMVについて学びたい ・勉強の方法に悩んでいる ・もっと動画のクオリテ...

方法②良い素材を使う

2つ目の方法は「良い素材を使うこと」です

やっぱり良い素材を使うと動画のクオリティがグッと上がります

 

「お金かけないといけないのか~」と感じると思いますが、

良い素材を買う=良いデザイナーを雇う

なのでちゃんと選べばリターンは大きいです

 

素材はたくさんありますが、そのなかで
「これは買って絶対に損はない!!」
と思ったものを紹介している記事もあります

>>UnityのMV、ライブ演出で使える!! おすすめエフェクトアセットまとめ

UnityのMV、ライブ演出で使える!! おすすめエフェクトアセットまとめUnityでMVやライブ演出を作る際におすすめなエフェクトアセットを紹介します。「もっと感動するライブを作りたい!!」という方にぜひ使ってほしいものだけを掲載しています。...

 

「もっと良い動画を作りたい!」
という方は読んでみてください

初心者でもノリで3DダンスMVを作ろう!!

この記事の内容でとりあえず3DダンスMV制作をスタートできると思います

もし何か躓いたところがあれば質問してください!!

 

私はこのサイトを通して、
「大学生でも自分で3DダンスMVを作れるようにしたい」
と思っています

別に大学生に限ったことではなくて、
作りたいものがある人全員にそれを叶えてほしいです

 

私は仕事としてやっていますが別に公開しなくても、動画を作るだけで

  • 自分が作ったという達成感
  • 「自分は何もできない」という無力感からの解放
  • つまらない日々への刺激
  • うまくいけば就活にも役立つ

というメリットだらけです

 

「3DダンスMVを作ってみようかな…」と思うことは本当にレアなので、
その気持ちを大事にしてください

そして自分が思う
「最高にかわいい!!」「最高にかっこいい!!」
を作ってほしいと思います

 

このサイトが役に立てばうれしいです

ではまた!!

コニーログ(KonieLog)管理人:コニー