Unity

『ワープの迷宮』制作レポート!!マップやギミックをどう使う?

ワープの迷宮

ワープの迷宮制作レポート

どうも、コニーこと小西洋太朗です!!

先日公開したclusterワールド『ワープの迷宮』

>>>ワープの迷宮へのリンクはこちら

それを実際にプレイしてくださった方や、これはどんなコンセプトで作られているのか気になった方向けに制作の裏側を紹介します‼

この記事では

ワープの迷宮のマップ
使用した技術
苦労した点と改善点

を紹介していきます!

この記事でわかること!!

①ワープの迷宮のマップ
②使用した技術
③苦労した点と改善点

コンセプト

まずコンセプトですが、このワールドはclusterで行われている『clusterゲームワールドコンテスト』に応募するために作ったものです。

「Clusterに最近追加されたゲーム機能を使ってワールドを作ろうぜ!!」っていう大会なんですね~

最近Unityを勉強し始めた俺も
「アイデアをTwitterで投稿するだけでAsset Storeの10%クーポンがもらえる」ってことで参加することにしました

現金ですがなにか?(笑)
ちなみに応募できる上限の10個投稿してます


とはいえそんなに難しいことはできないので簡単に使える技術である
・座標移動(ワープ・移動)
・回転
・その他マテリアルの操作
などで再現できるものを考えました

その結果イメージできたのが、
ポケットモンスターダイヤモンドパールのギンガ団アジトのワープ迷路
だったんですね~

まじめに考えた結果出てきたのがこれでした(真顔)

制作期間も2日間と短かったのでこれをもとにつくることにしました

使った技術

前置きが長くなってしまいしたが、ここからは使った技術の紹介です

マップ作製

まず今回の『ワープの迷宮』のマップがこちら

ワープの迷宮 マップ

意地でもゴールしたい方は参照ください

1辺が120の正方形型の迷路になっています

これはclusterのプレイヤーがだいたい1×1×1サイズなのでデカいものにしようということでこうなりました

デカいものっていいですよね!

壁はcubeで作っています

一番重視したのはワープして中央の神樹に近づいているワクワク感です

そのために途中で神樹にめっちゃ近づく場所を作ってるんですね~

上の図だとD・Eパネルがあるエリアがそうです

ワープパネル(ブロック)

そして今回の目玉『ワープパネル(ブロック)』です

これはcubeで作ったものにclusterのワープギミックをアタッチしてあります

本来自分でワープ術式を組まないといけないのを省略できるので素晴らしいですね

制作で苦労・工夫した点

次が今回の制作で苦労し、工夫した点ですね

今回は一言でいうと
clusterのギミックとの戦い

めちゃくちゃしんどかったです
迷宮作ってるのに自分が迷いまくってました

clusterワールドでのPlayerの扱い方

一番の謎がclusterワールドでのPlayerの扱いです

Unityでゲームを作るときって自分でPlayerを選んだり作ったりして、そこへスクリプトをアタッチするじゃないですか?

さらに3DだとMainCameraもPlayerにつけて、ドアの開け閉めとかもPlayerのほうで操作するものだと思ってました

ところがどっこい、clusterはMainCameraを入れてると怒られます!!

そしてそもそもPlayerはclusterにログインしてる人の媒体で操作が違うはず…

もう無理じゃないですか?(笑)
Clusterさんは

On Collide Item Triggerを使ってください(キリッ)

って言ってるけどPlayerはどうすればいいのか謎でした

そんな私が参考にしたのはclusterさんのYouTubeLiveでのギミック実践動画

ここであることに気が付きました
「MainCameraもPlayerも使ってなくね?」

これを見て「MainCameraもPlayerも勝手に用意してくれるんや..!?」って気が付いたんですね~

Warpギミックが作動しない

というわけで大きな悩みが解決したところでWarpギミックを使おうとしたんですが、

作動しない

まぁ知ってたけどね?(震え声)

どうも調べてみるとギミックの発動にはKeyというメッセージ(呪文)が必要らしいです

しかし肝心のOn Collide Item TriggerにはKeyの項目がありませんでした

脳内が

「clusterやりやがったな」とか
「でた~微妙に表記違うやつ~」

というコメントであふれかえりました

でとりあえずこのsizeのところに100を入れてみました
何事も大げさに試してみましょう

するとKeyが100個かけるようになったんですね!

つまりこのsizeの数だけ複数のギミックを発動できますよってことだったんです

Sizeが3なら
・ワープしまっせ
・爆発しまっせ
・所持アイテム壊しまっせ
っていう複数のことができるんですね!

すごい。
cluster大好き。

手のひらの返しすぎで腱鞘炎です

こうして私はワープギミックを使えるようになりました

これからの改善点

これからの改善点は主に2つ

① ゲーム性の改善
② マップの操作

ゲーム性の改善

今回は急ぎで作ったのもあって、ヒントが少なすぎたりマップの床が寂しかったりしました

ここどこやねん!!が続出しそう…

私は迷いました(笑)
右上にマップが欲しい…

神樹に到達してもなにも表示されないのも改善したいですね

あと樹を葉っぱの色を保ちつつもっと神々しく光らせたい!!

BGMも付けれたら最高です

マップの操作

このゲームではマップは動きませんでした

道も全部直線でしたし、すべてがシンプルなんですね

今後は曲線を使って、マップ自体も動くようなワールドが作れたらいいなと思います!

最後までお読みいただきありがとうございました!
これから作品を作るごとにこうしたレポートを作成していくのでよろしくおねがいします

ではまた!!